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子供のフロスはいつから始める?

嫌がっている子供へ無理やりフロスをするのは避ける
子供が嫌がっているのに無理やりフロスを行うというのはおすすめしません。離乳食が始まった頃から歯ブラシを口に入れるという行為に慣れ、2歳頃から虫歯にならないようフロスを、お口へ持っていきましょう。歯周ポケットや隙間のお掃除をするために歯間をゴシゴシせず、ただ歯と歯の間に入れて優しく除去しましょう。とにかくお子さんが毎日嫌がらずに続けることが大切です。フロス未使用の場合と比べて歯垢の除去率は違う?

歯ブラシのみで食べかすや歯垢(プラーク)などの汚れを除去した場合

歯ブラシとデンタルフロスで食べかすや歯垢(プラーク)などの汚れを除去した場合
歯ブラシで歯の表側・裏側・咬合面を磨いた後、歯と歯の間にフロスを入れると、歯間に溜まっている食べかすや歯垢を除去することができます。乳歯は、大人の歯である永久歯に比べてエナメル質が柔らかく、細菌感染を起こすとあっという間に神経まで到達するむし歯になってしまいます。デンタルフロスを使用すれば歯と歯の間の虫歯のリスクが低くなります。 むし歯になりやすい部分は、主に奥歯の咬合面の溝と、歯と歯の間です。奥歯はしっかりと歯ブラシで磨けば歯垢や細菌と取り除けますが、歯間は歯ブラシのみで落とせません。大人に限らずむし歯予防のためには、子どものお口の清掃に歯ブラシとフロスを使った歯磨きが必要と言えます。参照先:東京都歯科医師会
フロスにも子供用と大人用がある
デンタルフロスは、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維をより合わせてできた糸状のオーラルケアグッズで、糸巻き(ロール)タイプと、柄(ホルダー)付きタイプ、大きく分けてこの二種類の形状があります。ロールタイプは経済的ですが持ち方が難しいため、子供も使えるデンタルフロスはホルダー付きのフロスとなります。ホルダー付きにもF型とY型の二種類あり、F型は前歯、Y型は奥歯に使用しやすいです。
子供向けのデンタルフロスは、尖った部分など怪我をしそうな部分を失くした握りやすい形状のものが多いです。子供が毎日楽しくフロスを頑張れるように、柄の先にキャラクターがついていたり、糸の部分に果物の香りがついているものなどもあります。大人用はピックなどがついています。
子供のフロスを始める時期に関するQ&A
子供のフロスを始める適切な時期はいつですか?
フロスを始める適切な時期は、乳歯が生え揃う2歳前後が良いです。歯と歯の間が狭くなり、フロスが必要になる時期です。
フロス未使用と比べて、フロスを使うとどれくらいきれいになりますか?
フロスを使うと、歯ブラシのみでは取りきれない歯間の汚れや歯垢を除去できます。口の中のきれいさには明らかな違いがあります。
子供がフロスを嫌がる場合、どうすれば良いですか?
子供がフロスを嫌がる場合は、楽しく興味を持てるようなデザインや香りのあるフロスを選ぶと良いです。また、子供にフロスの重要性や効果についてわかりやすく説明し、一緒に実践することも大切です。
まとめ
